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組織内コミュニケーションを見直す視点

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コミュニケーション

職場のコミュニケーションが上手くいかない原因

このような経験されたことはありませんか?

・何度言っても、同じ間違いをする部下や後輩がいる。

・仕事をお願いしたら、思ったものと違うものが出来上がって来た。

・上司に相談しようとしたら、本質を伝えられないかった…等。

このようなミスコミュニケーションはなぜ発生するのでしょうか?

その原因は、今の職場は、いわゆる正社員と呼ばれる方ばかりではなく、多様な雇用形態や国籍の人々が同じ職場で働くようになったこともあり、働くことへの意識の違いや仕事に対する習熟度の違いがコミュニケーション上の軋轢を生んでいるということ。

また、企業間の競争は激化、短期的な業績を求められ、「働き方改革」の影響もあり、職場は生産性の向上や業務の効率化を追求する傾向となり、働く人ひとりひとりの業務量・仕事量が増えて、職場に余裕がなくなり、職場のコミュニケションが圧倒的に不足していることが挙げらるのではないでしょうか?

そして、管理職と言われる立場の人も、そのほとんどが『プレイングマネージャー』として成果達成に追われ、部下1人ひとりに適した指導をする余裕がない状況で、ゆとりのない状態にあるがゆえに、言葉を省いたり、言葉がきつく、粗くなったり、成果を出せない人に対してさらにがきつくなる…といった悪循環を生んでしまうのです。

職場のコミュニケーション活性させる第一歩は?

“相手”がキャッチできるところにボールを投げる。

例えば、あなたが部下に“すぐ対応しておいて”とお願いしても、言われてすぐ対応する部下もいれば、自分の仕事が一段落してから対応する部下、午前中で良いだろうと思う部下もいるはずです。“すぐ”という言葉は仕事を進める上では、非常にあいまいな言葉なのです。

また、“先方に迷惑をかけないようにお願い”“良い感じでやって”と言った指示を出されていませんか? 長年同じ職場で共に働いてきた関係であれば、十分に理解できるでしょうが、そもそも経験の浅い従業員や、働いて間もない従業員はどのように対応すれば良いか分からないはずです。

大切なことは、伝える側が、相手によって言葉を増やしたり、変えたりしながら説明し、相手が本当に理解できているかどうか、自分が伝えたいことが伝えたい形で伝わっているかを確認するというなのです。

もし、ご自身がなかなかうまく伝わらないと感じられているのであれば、“伝える”と“伝わる”は全く違うものだと肝に銘じ、“なぜ、伝わらない!”と相手に理由を求めるよりも、自分の“伝え方”を見直すことからはじめてみてはいかがでしょうか?

“分かりました”は本当に“分かった”のか?

皆様が部下や後輩に指示を出したとき、そのほとんどの方が、“分かりました!”と答えられるのではないでしょうか?

これは、“理解していない”“納得していない”場合でも、“分かった”と答えておけば、その場はしのげるという思いや、突き返せば、カドが立つと考えて一旦受け取った方が無難と考える方がほとんどではないでしょうか?(この場合、本人が納得していないので、仕事は棚上げされる可能性が大きい)

仕事上手く伝え、行動を引き出すには、 押し付けには反作用が生じることを意識して、真の“分かりました”を引き出す必要があります。

その為には、部下や後輩が“分かってくれない!”と思う前に、相手の経験に配慮しながら伝え、相手の変化ばかりに期待するのではなく、自分自身を変化させること、そして、伝えようとする言葉に本当に自分の思いが入っている、“本気”の言葉なのかを見直されてみてはいかがでしょうか?

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